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自律神経

自律神経とはその名の通り自分が命令を与えなくても、臓器、血管、分泌腺などの色々な器官の働きを無意識に調整してくれている神経です。そのおかげで私たちは眠っている間でも呼吸や心臓も停止せずに、普通に生きています。

自律神経には交感神経と副交感神経がありそれぞれ拮抗して働いています。
交感神経は別名緊張神経とも言われ、昼間起きているときに活発に働く神経です。血管を収縮させたり、脈拍や呼吸数を上げたリして作業効率などを良くするように働きます。副交感神経はリラックス神経とも言われ、夜や食事時などに優位になります。血管を拡張して血流を良くしたり、脈拍を押さえたり、呼吸数を減らしたりして身体を穏やかにするように作用します。

各器官と自律神経の作用を見てみると関係は以下のようになります。

交感神経優位

器官

副交感神経優位

瞳孔拡大

瞳孔縮小

拍動促進

心臓

拍動抑制

活動抑制

活動促進

吸気

呼吸

呼気

上昇

血圧

下降

蠕動抑制

消化管

蠕動促進

この2つの神経がそれぞれバランスを保っていれば健康が維持されますが、どちらかが優位に働いてしまうと身体に不調が起きてしまいます。

「福田―阿保理論」(白血球の自律神経支配の法則)によって、この自律神経が内臓の働きだけでなく、免疫の要である白血球の数や働きも調整していることが明らかになりました。
この理論によると

  1. 交感神経が優位になると、顆粒球の数が増えて活性化し、リンパ球は減少する。

  2. 副交感神経が優位になると、リンパ球の数が増えて活性化し、顆粒急は減少する。

と言うことです。

白血球とは血液の流れに乗って、全身を監視し、異物やウィルス、細菌、異種たんぱくなどを発見すると、これを排除して身体を病気から守る役目をしています。
そして白血球の95%が顆粒球とリンパ球で占められており、自律神経がバランスよく働いているときは顆粒球:リンパ球の割合は54〜60%:35〜41%の範囲で収まっています。
顆粒球は細菌を貪食するのに優れており、リンパ球は免疫を司っています。

 

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