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どうして病気になる?

「福田―阿保理論」で病気の解明をすると

病気は自律神経の働きが乱れ、顆粒球とリンパ球のバランスが崩れたときに発症します。
交感神経の緊張は心のストレスや働きすぎ、薬の飲みすぎなどで引き起こされることが多く、副交感神経緊張は運動不足や過食、緊張感のないライフスタイルなどで起きます。

どういう病気になるのかと言うと
交感神経が過度に緊張した場合

  1. 顆粒球が過剰に増え、リンパ球が減少します。

  2. 顆粒球は適度なら外から侵入してくる細菌を処理して感染症を防ぐ役割をしていますが、増えすぎると大量の活性酸素によって粘膜破壊や組織破壊が起こり、ガン、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、糖尿病などを発症します。

  3. また常在菌と反応して肝炎、膵炎、急性肺炎などの化膿性の炎症も引き起こします。

  4. 副交感神経の働きが抑えられると各種ホルモンの分泌が悪くなったり、便通が悪くなるなど、分泌・排泄機能が低下します。

  5. 分泌、排泄機能が低下すると便秘や胆石などを引き起こします。高齢者に良く見られる緑内障や口臭なども同じ原因で起きています。

  6. 血管を収縮させる作用のあるアドレナリンと言う神経伝達物質が放出され、全身で血流障害が起きます。

  7. 血液は全身の細胞に酸素と栄養を送り老廃物や細胞の代謝物を回収しています。血流障害が起きると、睡眠障害、集中力の低下、イライラ、疲労感、など心身両面にわたる不調が起きてきます。

  8. 疲労物質や発痛物質が蓄積すると腰痛・膝痛・肩こりなどが起きます。

  9. また、発ガン物質や有害物質で体内環境は悪化し、発ガンのリスクも高くなります。

  10. 血流障害は体温を低下させ冷えをもたらし、さらに冷えが血流を悪くすると言う悪循環に陥ってしまいます。

以上のように交感神経が緊張しすぎると色々な病気が発症してしまいます。俗に言われる生活習慣病もこの中に入ります。

次に副交感神経が緊張した場合をみてみます。

副交感神経が過度に緊張した場合

  1. リンパ球が増えすぎるため、微量の異物にも反応してアレルギー疾患を生じやすくなります。 アトピー性皮膚炎・花粉症などを発症しやすくなり、また関節リュウマチなどの膠原病にも掛かりやすくなります。

  2. 気力や活力が低下して落ち込みやすくなるため、うつ病などを発症しやすくなります。

  3. 食欲が亢進して運動不足と重なることで肥満になりやすくなります。

  4. 血管を開く作用のあるアセチルコリンと言う神経伝達物質を分泌しますので、血流が増加します。血管が開きすぎることによって「うっ血」と言う血流障害を起こし、低体温や冷えが起きて疲れやすくなります。

以上のように交感神経のバランスが崩れると様々な病気に見舞われます。特に低体温は交感神経緊張状態でも副交感神経緊張状態のどちらでも起きてしまいますので、注意が必要です。

ちなみに自律神経のバランスが取れればどうなるのでしょうか。

【交感神経緊張のバランスが整った場合】

  1. 顆粒球の増加に歯止めがかかり、活性酸素による組織破壊を食い止めることが出来ます。

  2. リンパ球が増え免疫力が高まります。

  3. 血流障害が改善されることで新陳代謝が活発になります。

  4. そのため心身両面で起きていた睡眠障害・イライラ・疲労感などの不調が改善されます。

【副交感神経緊張のバランスが整った場合】

  1. リンパ球の数値が正常になり、過剰な免疫反応が起きにくくなります。

  2. 気持ちにハリが出て身体活動も活発になります。

  3. 「うっ血」による血流障害が改善され、冷えが解消します。
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