
膝痛になって、関節が磨り減り炎症を起こすと、膝に水が溜まってしまうことにもなってきます。よく病院へ行って、定期的に水を抜いてもらっているという人がいらっしゃいますが、果たしてこのような方法で膝痛は改善するのでしょうか?
残念ながら厳しいと言わざるを得ません。
なぜ水が溜まるのか、その原因を考えてみましょう。
「炎症がおきているためにその炎症を修復しようとして、身体が修復する為の成分が入った水を膝に集めている。言わば自然治癒力が発動している状態」
という考え方が的を得ているようです。
水は炎症がおきて熱くなっている部位を冷やすという効果もあるでしょう。
つまり身体が自分自身で膝の関節を修復する為に、自然治癒力を発動して膝の修復をしている姿が、「水が溜まる」ということと考えられます。
そうなると、ただ闇雲に水を抜いてしまうという行為は、ただ単に改善するのを遅らせてしまう行為ともなってしまうのです。
水を抜くと癖になるといわれますが、この言い方は少し的がずれています。完治をしていないからいつまでも身体が膝に水を集めているということでしょう。
完治したら水を溜める必要がなくなりますから、水は溜まらないようになってくるはずです。
水が溜まることが「悪」と捉えて、溜まったらいつまでも水を抜き続けるという行為は、治療行為ではなくて、あくまでもその場の痛みや不快感を取り除いているだけの、対処療法と心得るべきでしょう。
もっと言ってしまえば、改善をただ遅らせているだけの行為ともとれるのです。
そうは言っても水が溜まってパンパンになってしまったら、とても痛くて不安になってしまうことでしょう。
ただ耐え続けるしかないということではありません。水が溜まるということは「悪」ではなく、修復している行為なんだということを解りつつ、自分の痛みや精神的な苦痛と天秤にかけて、楽になるほうを選ぶようにしたらどうでしょう。
どうしても耐えられないときは水を抜いて一時でも楽になり、ストレスから解放されるということはそれで良いと思います。
しかしその間に、根本的に改善させるように努力をすることを忘れてはいけません。 |